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2016/06/27 (Mon)
第2回談話会を開催します。
平成28年7月6日(水)12:15-12:55 環境棟4階談話室において、第2回談話会を開催します。
題名 『
超臨界水酸化反応を用いた環境負荷低減技術の発展に向けた反応工学的検討~共存効果の緻密な利用~ 』
演者
下田絵里子 博士課程3年(大島研)
※環境システム学専攻博士課程奨励金プログラム 平成27年度採択者
概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
超臨界状態の水中では、有機物の酸化反応(超臨界水酸化反応)が数秒オーダー(500℃、25 MPa)で進行します。
この反応は有害有機物の無害化処理技術の1つとして応用が期待されてきました。
様々な処理例があるなかで、アンモニアやフェノール、酢酸などは難分解性中間体として処理後残存することが知られていますが、
アルコールを混合させることでこれらの分解が促進される、また生成物選択率が変化する「共存効果」が報告されています。
この効果を応用し、難分解性化合物の分解反応制御に取り組む現在の研究について紹介します。
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皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。