研究分野・教員一覧|環境システム学専攻 東京大学大学院新領域創成科学研究科

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教員一覧

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環境安全システム学分野
氏名
 澤井 理 助教
ふりかな
さわい おさむ
メールアドレス
研究室HP
http://www.nunolab.k.u-tokyo.ac.jp
略歴
2009年3月 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了      
2009年4月 日揮株式会社
2010年5月 環境安全研究センター 特任研究員
2013年11月 東京大学環境安全研究センター 助教(現職)
2021年1月 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 助教(課程担当(補助))
教育活動
研究活動

循環型社会の形成を推進する上で根幹をなす廃棄物資源の循環再利用における低環境負荷型技術やシステムの強化を図る目的で、以下の研究を進めている。
(1) 下水汚泥をはじめとしたバイオマスの水熱ガス化の実験および実証検討(文献1)
(2) 高温高圧水を用いたソルベントフリーな触媒調製法(文献2)や環境ナノ材料の合成法(文献3)の開発
(3) 開発途上国における難分解性排水処理の実験および実証検討(文献4)や難再生PET材の機能性炭素材料への変換(文献5)


[文献]
(1) O. Sawai, T. Nunoura, K. Yamamoto, Supercritical water gasification of sewage sludge using bench-scale reactor: Advantages and drawbacks, J. Mater. Cycles Waste Manag., 16, 82-92, 2014.
(2) O. Sawai and Y. Oshima, Deposition of silver nano-particles on activated carbon using supercritical water, J. Supercrit Fluids, 47, 240–246, 2008.
(3) O. Sawai, X. Zhou, D. Hirai, T. Nunoura, A green process for facile one-pot synthesis of nickel ferrite anchored on reduced graphene oxide for water treatment, 2020 Virtual AIChE Annual Meeting, November 16-20, 2020.
(4) D. Gamaralalage, O. Sawai, T. Nunoura, Degradation behaviour of palm oil mill effluent on Fenton oxidation. J. Hazard. Mater., 364, 791-799, 2019.
(5) J. W. F. Chia, O. Sawai, T. Nunoura, Reaction pathway of poly(ethylene) terephthalate carbonization: Decomposition behavior based on carbonized product, Waste Management, 108, 62-69, 2020.

その他
所属学会:化学工学会、廃棄物資源循環学会、日本水環境学会、日本セラミックス協会
将来設計

環境学やナノ材料工学分野への学術的貢献と、協働する学生には苦難を乗り越えてやりぬくことの大切さや面白さを伝えたい。

教員からのメッセージ

大学院での2年間(もしくは5年間)は、多くの人にとって何かにとことん熱中できる自由時間としては最後のチャンスです。とてもタフな日々となるかもしれませんが、自分自身に限界を設定せず、エネルギッシュに過ごしてほしいと思います。何事にも果敢に取り組む姿勢や習慣は、その後の人生ににおいて間違いなく財産になると信じています。

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