地圏環境システム学分野
教授 徳永 朋祥
我々の足元を構成する地圏は、エネルギー資源採取、地下水利用、 廃棄物処分、トンネルや地下街の開発等、高度に発達した人間活動 を支えるために利用されてきている。一方、その結果としての環境 改変に伴う課題も多々発生してきている。本研究室では、人間と 自然の係わり合いがもたらす地圏環境変化の把握・予測と、 環境調和型地圏利用のために必要な技術開発を目指して研究を実施している。 最近は、特に以下のような研究を実施している。
(1)乾燥地域における水循環と淡水資源確保のための地圏高度利用
(2)都市域の地下水環境変動と都市環境改善のための地下水利用方策の検討
(3)超長期(数万年スケール)の地圏内物質挙動予測と廃棄物処分技術への適用
- 社会の持続的発展と地圏環境問題
- 安定・安全な水資源の確保と適切な管理
- エネルギー・資源の開発に伴う環境変化
- 地圏環境の高度利用(資源備蓄・廃棄物処分等)
- 地圏構成物質としての地下水とその挙動
- 地球ダイナミクスに対する地下流体の役割
インタビュー・取材
サントリー時を超えて「赤川修也氏作品」(サントリー)