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東京大学 環境システム学専攻
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研究分野

環境リスク評価学分野

教授  大島 義人
助教  秋月 信

 

本研究室では、化学物質による環境リスクを削減するための 新しい技術として、超臨界流体に注目し、その工学的利用の可能性を探る研究を行っている。
 一般に超臨界流体は、単一の物質でも操作条件によって物性を大きく変化させることができるため、従来の有機溶媒に代替する、安価で毒性の低い新規な環境調和型反応媒体として期待されている。また、超臨界水を利用した廃棄物処理プロセスは、工業廃水や実験系廃液、ダイオキシンなどの有害廃棄物を高速かつ高効率で分解・無害化できる技術として知られており、深刻な環境問題の一つである廃棄物問題への新しい対策技術として社会的にも注目されている。

 現在、以下に挙げるテーマ例を通して、超臨界流体中の化学反応に関する基礎的研究から、超臨界流体を用いた新しい工学的応用技術の開拓まで、幅広く研究を進めている。

(1)超臨界水酸化反応における混合効果と予測モデルの構築
(2)超臨界水酸化反応の速度論と反応場としての水の役割の解明
(3)超臨界水酸化技術による医療廃棄物のオンサイト処理法の開発
(4)超臨界水を反応場とする有機合成
(5)超臨界水を用いた新規触媒調製手法の開発
(6)高温高圧水を利用した植物体からの薬効成分の抽出
(7)石炭への超臨界二酸化炭素の吸着を利用した炭層メタンの回収


新しい環境負荷低減技術の開発
  • 超臨界流体の工学的応用(廃棄物処理、リサイクル、材料合成、物質変換)
  • 反応場の設計・解析・制御
  • モデル化とスケールアップ
環境安全学の創成と教育プログラムの開発
  • 化学物質の適正管理による環境安全基盤整備
  • 実験室内の作業者行動の人間工学的解析
  • 大学実験におけるリスク削減のための新技術開発





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